全62話。
正直、長いシリーズだった為か、妙に感慨深いものがある。
正直、長いシリーズだった為か、妙に感慨深いものがある。
特に「破界」「再世」「時獄」の3つは10周以上してたので、尚更
『シナリオ』
会話のやりとりが終始同じ。
これは時獄篇の段階でみんなの精神的な面での強さが確立され過ぎたからなのか、
どんな問題が来ても気合の類で解決。
元々スパロボはそういう側面があるけど、今回はそれが顕著。
削れるであろう箇所を削っていないという点。
ちょっとしたモノローグや相槌、それこそ不要なシーン。
インタビューを見る限り全キャラを出したいようだけど、結果的に全て同じシーンに写りやすい。
励ますシーン等は特に、全部同じに見える。
内容ではなく、とにかく削れる箇所を削るという部分が出来ていないように思った。
それら含めて1番感じたのは、ライターの独りよがりに近いもの。
自分の生み出したオリジナルキャラを優遇させるにしても限度があるし、
ラスボス関連の設定に関しては今までの全ての版権を馬鹿にしかねない、というかしている。
伏線などモヤモヤしている部分が回収されていく流れは凄く楽しめたものの、
同時にネットで見かけるSSなどと同じような、閉じた感覚というか、
自分はシナリオだとか詳しくないので上手く言葉で現せないけど、
とにかくプロの仕事とは思えない「何か」を凄く感じたのは事実。
破界篇は短いようで、実は1番バランスが良かったと思う。
仮に50話にしても内容がしっかりしてれば文句は出ないはず。
α外伝なんて45話でもシナリオは素晴らしかったし。
今回は50話でいけたというか、50話にしろよと本気で思う内容だった。
発売前に今作は歴代最低のシナリオになるんじゃないかと予想してたけど、う~ん……。
凄く楽しめたんだけど、無駄に話が長いせいで悪い部分が目立ちすぎているのがなぁ。
様々な作品を「私物化」して自己満足に浸っているようにも感じたり
『システム』
BGMのカスタムがいよいよ完成型になったなぁ、と。
武器毎に選択できるのはもう普通に良い部分だけど、
インターミッションやイベントなど全てのBGMを自分のmp3に入れ替えれるのが楽しい。
カスタムする際に選択するmp3を並べ替えできるのが最高の改良点。
難易度に関してはキャラゲーなんだから簡単で良いだろ、と思っていたものの、
意外と今回のような雑魚の装甲が3000超えなんていうふざけたバランスでも楽しめるなぁ、と。
後は細かな改良があったりで、スパロボはとにかくプレイしてるだけで楽しいんで
『総評』
今までのスパロボでもオリジナルや一部キャラの優遇は普通にあったし、
むしろそれらに比べればキャラクターの扱いは歴代でもだいぶ均等で気を使ってる部類。
が、60話という長い話数を、前篇後篇の両方でやったのが問題だと思う。
Zシリーズの、今までは許容しようとしていた嫌な部分を前面に押し出された印象が強い。
おもしろかったんで5周してトロコンします
追記
もう少しで2周目クリア。
時間の都合上、シナリオコンプせず、DLCをプレイせずに先程、公式のアンケートに答えた。
アンケートに答えていて改めて感じた事などが出てきたので、ここに残しておきたい。
まずシナリオに関してなんだけど、やっぱり普通におもしろい。
スフィアのあの設定は初代Zから見ていても考えられなかったし、
バアルと根源的災厄は登場人物同様、同じものだと思っていたし、
次元獣は第2次Zの時に語られた内容が全てだと思っていたし、
マキがアドヴェントの部下だという推測を見た事があったけど、本当だとは思わなかったし、
AGがジ・エーデルだっていうのは初代のラスボスが味方っていう燃える展開だし、
Zシリーズのオリジナル系の、特に味方の勢揃い具合はやっぱり燃えるし、
でもエスターは再世篇のように単機で使いたかったし……。
オリジナル関連のおもしろさ、まとまりで言えば正直、歴代スパロボの中で1番好きかもしれない。
初代Zの時はどうにもαに比べてキチガイ色が強いだけだと思ったし、
第2次Zの時にはインサラウムがアホでシナリオ上の持ち上げも好きじゃなかった。
時獄篇の時はもうヒビキの設定の詰め込みの多さが変に感じたし。
(特に「ビーストハンター」を「サバイバル能力が高い」にするだけでもだいぶ違ったのに…)
ただ、今作での初代を含めての設定の回収というか、まあ後付けなんだろうけど、
まとまりの良さ、単純に進めていて情報が開示されていく気持ちよさは歴代で1番だった。
αの時のような紆余曲折した結果、どうも煮え切らなかった感覚は一切無かったし。
(初代αでの期待を裏切る、第3次αのバルマー)
ただ、それら全てを突き落とすレベルで版権を踏み台にし過ぎているのが最大の汚点。
全ての版権の歴史に介入し、強さや立場など、全てにおいて頂点に位置しているのはなぁ……。
スパロボにおいてオリジナル作品の優遇、贔屓は珍しい事では無いとはいえ、
立場と強さ両方においてここまで度を超えた、設定の面での優遇はめずらしいと思う。
第2次Zの時のウェインなど、強さの説得力に欠けるオリジナルに対して
版権キャラが苦戦をする、そういった類の台詞を発するなどの展開もZシリーズ特有の嫌な点。
敵キャラの強さの面での説得力の無さがシナリオ全体に影響を与えているようにも感じる。
(αなど、他のシリーズはまだZシリーズに比べて説得力があるように思える)
戦闘アニメに関しては色々と思う事が多い。
ネットで良く見る「アーバレストの人」に対する評価は少し過剰だと思っている。
この人がやっている事っていうのは、最低限必要な動きのみを行っているという点。
恐らく演出面などの、かっこよく見える要素というのが足りないのが問題なのだろうと。
動きの詰め方などで言えばむしろ良い。
再世篇の時に良かった蜃気楼のアニメーションを台無しにした人のほうが
よっぽど叩かれても良いと思っているんだけど……。
ハドロンショットは手の向きが無理やりな動きをしている上にスピードも消えているし、
相転移砲も敵に当たった時の音やエフェクトも劣化、同じくスピードが消えている。
再世篇のほうが良かったと思うアニメーションは多々ある。
HD化の弊害なんだろうけど、変な事をするくらいなら使いまわしで良いとホントに思う。
デスティニーガンダム等、良くなった機体もある。
デスティニーは今まで無駄なエフェクトの多用(恐らくゲッターの人)、
遅めの動きだったんだけど、今回は原作通りの速度や詰め方で満足できるものだった。
ルナ、レイとの映像は感動できるレベル。
原作通りという面で言えばエクシア、ダブルオー、クアンタに関しては1番好き。
変な事をせず、本当に原作通りの動きになるように考えられているようで、
プロとしてのこだわりを感じる。
真ゲッターなどを担当をしている人は動きが良い悪いではなく、
あの変なエフェクトを削除したほうが良いように思う。
原作にあんなエフェクトなんて無いだろ、と。この人に関しては変なこだわりを感じる。
「アリオスの人」と言われてる人に関しては割愛。
スケジュールを厳守しようとした結果、うまい人とそうでない人との差が出やすい点など、
本当にアニメ作品と同じような問題というか特徴が出ているあたり、
スパロボは言い意味で過渡期のように思える
これは時獄篇の段階でみんなの精神的な面での強さが確立され過ぎたからなのか、
どんな問題が来ても気合の類で解決。
元々スパロボはそういう側面があるけど、今回はそれが顕著。
削れるであろう箇所を削っていないという点。
ちょっとしたモノローグや相槌、それこそ不要なシーン。
インタビューを見る限り全キャラを出したいようだけど、結果的に全て同じシーンに写りやすい。
励ますシーン等は特に、全部同じに見える。
内容ではなく、とにかく削れる箇所を削るという部分が出来ていないように思った。
それら含めて1番感じたのは、ライターの独りよがりに近いもの。
自分の生み出したオリジナルキャラを優遇させるにしても限度があるし、
ラスボス関連の設定に関しては今までの全ての版権を馬鹿にしかねない、というかしている。
伏線などモヤモヤしている部分が回収されていく流れは凄く楽しめたものの、
同時にネットで見かけるSSなどと同じような、閉じた感覚というか、
自分はシナリオだとか詳しくないので上手く言葉で現せないけど、
とにかくプロの仕事とは思えない「何か」を凄く感じたのは事実。
破界篇は短いようで、実は1番バランスが良かったと思う。
仮に50話にしても内容がしっかりしてれば文句は出ないはず。
α外伝なんて45話でもシナリオは素晴らしかったし。
今回は50話でいけたというか、50話にしろよと本気で思う内容だった。
発売前に今作は歴代最低のシナリオになるんじゃないかと予想してたけど、う~ん……。
凄く楽しめたんだけど、無駄に話が長いせいで悪い部分が目立ちすぎているのがなぁ。
様々な作品を「私物化」して自己満足に浸っているようにも感じたり
『システム』
BGMのカスタムがいよいよ完成型になったなぁ、と。
武器毎に選択できるのはもう普通に良い部分だけど、
インターミッションやイベントなど全てのBGMを自分のmp3に入れ替えれるのが楽しい。
カスタムする際に選択するmp3を並べ替えできるのが最高の改良点。
難易度に関してはキャラゲーなんだから簡単で良いだろ、と思っていたものの、
意外と今回のような雑魚の装甲が3000超えなんていうふざけたバランスでも楽しめるなぁ、と。
後は細かな改良があったりで、スパロボはとにかくプレイしてるだけで楽しいんで
『総評』
今までのスパロボでもオリジナルや一部キャラの優遇は普通にあったし、
むしろそれらに比べればキャラクターの扱いは歴代でもだいぶ均等で気を使ってる部類。
が、60話という長い話数を、前篇後篇の両方でやったのが問題だと思う。
Zシリーズの、今までは許容しようとしていた嫌な部分を前面に押し出された印象が強い。
おもしろかったんで5周してトロコンします
追記
もう少しで2周目クリア。
時間の都合上、シナリオコンプせず、DLCをプレイせずに先程、公式のアンケートに答えた。
アンケートに答えていて改めて感じた事などが出てきたので、ここに残しておきたい。
まずシナリオに関してなんだけど、やっぱり普通におもしろい。
スフィアのあの設定は初代Zから見ていても考えられなかったし、
バアルと根源的災厄は登場人物同様、同じものだと思っていたし、
次元獣は第2次Zの時に語られた内容が全てだと思っていたし、
マキがアドヴェントの部下だという推測を見た事があったけど、本当だとは思わなかったし、
AGがジ・エーデルだっていうのは初代のラスボスが味方っていう燃える展開だし、
Zシリーズのオリジナル系の、特に味方の勢揃い具合はやっぱり燃えるし、
でもエスターは再世篇のように単機で使いたかったし……。
オリジナル関連のおもしろさ、まとまりで言えば正直、歴代スパロボの中で1番好きかもしれない。
初代Zの時はどうにもαに比べてキチガイ色が強いだけだと思ったし、
第2次Zの時にはインサラウムがアホでシナリオ上の持ち上げも好きじゃなかった。
時獄篇の時はもうヒビキの設定の詰め込みの多さが変に感じたし。
(特に「ビーストハンター」を「サバイバル能力が高い」にするだけでもだいぶ違ったのに…)
ただ、今作での初代を含めての設定の回収というか、まあ後付けなんだろうけど、
まとまりの良さ、単純に進めていて情報が開示されていく気持ちよさは歴代で1番だった。
αの時のような紆余曲折した結果、どうも煮え切らなかった感覚は一切無かったし。
(初代αでの期待を裏切る、第3次αのバルマー)
ただ、それら全てを突き落とすレベルで版権を踏み台にし過ぎているのが最大の汚点。
全ての版権の歴史に介入し、強さや立場など、全てにおいて頂点に位置しているのはなぁ……。
スパロボにおいてオリジナル作品の優遇、贔屓は珍しい事では無いとはいえ、
立場と強さ両方においてここまで度を超えた、設定の面での優遇はめずらしいと思う。
第2次Zの時のウェインなど、強さの説得力に欠けるオリジナルに対して
版権キャラが苦戦をする、そういった類の台詞を発するなどの展開もZシリーズ特有の嫌な点。
敵キャラの強さの面での説得力の無さがシナリオ全体に影響を与えているようにも感じる。
(αなど、他のシリーズはまだZシリーズに比べて説得力があるように思える)
戦闘アニメに関しては色々と思う事が多い。
ネットで良く見る「アーバレストの人」に対する評価は少し過剰だと思っている。
この人がやっている事っていうのは、最低限必要な動きのみを行っているという点。
恐らく演出面などの、かっこよく見える要素というのが足りないのが問題なのだろうと。
動きの詰め方などで言えばむしろ良い。
再世篇の時に良かった蜃気楼のアニメーションを台無しにした人のほうが
よっぽど叩かれても良いと思っているんだけど……。
ハドロンショットは手の向きが無理やりな動きをしている上にスピードも消えているし、
相転移砲も敵に当たった時の音やエフェクトも劣化、同じくスピードが消えている。
再世篇のほうが良かったと思うアニメーションは多々ある。
HD化の弊害なんだろうけど、変な事をするくらいなら使いまわしで良いとホントに思う。
デスティニーガンダム等、良くなった機体もある。
デスティニーは今まで無駄なエフェクトの多用(恐らくゲッターの人)、
遅めの動きだったんだけど、今回は原作通りの速度や詰め方で満足できるものだった。
ルナ、レイとの映像は感動できるレベル。
原作通りという面で言えばエクシア、ダブルオー、クアンタに関しては1番好き。
変な事をせず、本当に原作通りの動きになるように考えられているようで、
プロとしてのこだわりを感じる。
真ゲッターなどを担当をしている人は動きが良い悪いではなく、
あの変なエフェクトを削除したほうが良いように思う。
原作にあんなエフェクトなんて無いだろ、と。この人に関しては変なこだわりを感じる。
「アリオスの人」と言われてる人に関しては割愛。
スケジュールを厳守しようとした結果、うまい人とそうでない人との差が出やすい点など、
本当にアニメ作品と同じような問題というか特徴が出ているあたり、
スパロボは言い意味で過渡期のように思える