先程、1周目をクリアしたので、感想でも
「シナリオ」
話数は全部で48話。
個人的に50話前後という自分の好きな話数にしてくれただけで満足。
ガンダム系はSDガンダム含めて良い具合にまとめられており、
ゴーグとガリアン、マジンガーとSKLなんかも良い感じにクロスオーバーしてたりする。
オリジナルに関しては色んな作品と絡めるように、設定とか色々と気をつけたのかなぁ。
終盤の決戦ラッシュの時が顕著なんだけど、
各作品のテーマ(ガオガイガーの勇気など)をそれぞれうまく絡めている上、
様々な敵と和解の方向へ持っていき、実現していく流れは
数あるスパロボの中でも、めったに味わえない爽快感のようなものを感じとれた。
ただ「シナリオチャート」が見れるようになったので便利だなぁ、と思ったんだけど、
クリア後に見てみたら最終話が2つ存在する模様。
隠し要素もかなり多いようなので、2周目をするなら攻略本を購入後にしようと思う
「システム」
システムで新しく追加された「バトルレコード」は、報酬を貰える実績システムみたいな感じ。
実際、内容に関しては「第2次OG」や「第3次Z」で見かけたトロフィーと一部似ている。
自分は意識せずにプレイしたんだけど、やりこむ際には非常に嬉しい要素。
「戦術指揮」はUXの時と違って、色んなキャラを選ぼうと思える内容になっただけで満足。
インターミッションでの能力画面での顔グラが、戦闘時の顔グラではなく
通常会話での顔グラになっているのが地味に嬉しかったり。
特にルリちゃんなんかはかなり可愛い。
BGM関連もかなり良くて。
「YOU GET TO BURNING」が(TVサイズ)版となって、あの静かなイントロが付いてて鳥肌ものだったり、
「ダンバインとぶ」の追加タイミングや、他のBGMも使い所などが熱かったりもしてて、
実は色々と注意深く見たり聴いたりしてみると良いかもしれない
「戦法」
一応、自分が行ったプレイ方法とか、オススメのようなものとか。
敵ターン中は全て反撃を「HP判定」にして放置した。
敵はこちらの残りHPが「多い」味方を狙うはずなので、
ちゃんと隣接して援護陣形さえ組んでいればまず負けない。
ボス系のMAP兵器は強力なんだけど、エステバリス含めてHPを「6000以上」にさえ
していれば、まず即死しないのでどうにでもなる。
どうやら「底力」みたいな厄介なものを無視するようで、とにかく合体攻撃が非常に強力。
おかげで合体攻撃を連発できるエステバリスが今作では屈指の強機体。
作品愛が無いなら、とにかく合体攻撃を中心に「ユニット編成」すると良いのかな。
で、この合体攻撃の火力が高すぎるせいか、武器改造の必要性が一切無い。
そもそも武器改造は必要な費用が高い割に、上昇する値が低い気もするし。
とりあえず自分は上記の方法で、特に苦戦せずに進める事が出来たっぽい
「まとめ」
序盤あたりだけだったと思うんだけど、主人公がとにかく特訓を頑張り続け、
他の版権キャラが「あいつ頑張ってるけど、大丈夫かぁ?」みたいなシーン。
「天獄篇」でうっとうしいくらい見かけたシーンを彷彿とさせたんだけどね。
今回のBXは不快感を感じなかったあたり、
何度も言うようだけど、まずは話の内容よりも「回数」だったりが重要なのかな、と。
必要な回数、不要な回数ってあると思ってるし。
だからこそ50話前後という話数が、アニメを基準に考えても良いだろうし。
どっかの「天○篇」みたいに原作の垂れ流しにならず、決着を分岐でさせたり、
オリジナルの押し付けになってないあたり、本当に楽しかった。
終盤の和解を中心としたシナリオのせいか、今までのスパロボの中では1番クリア後
明るい気持ちになれたと思う
追記(2015.12.14)
プレイ時間:113時間
バトルレコードは数個だけ残ってるけど、ほぼ回収
まさかの数ヶ月ぶりの追記。
攻略本を発売日に購入後、他のゲームや仕事の合間にちょくちょくやった感じ。
そして今月に入ってやっと終了
1周目:通常プレイ
↓
2周目:攻略本に従い、隠し要素を全部回収。最終回はもちろん
「ペンダントを受け取らないルート」
↓
3週目:隠しを回収した際の、分岐先のシナリオを確認したいが為のプレイ。
なので、32話の所までのみのプレイ
まず先に言っておくと、前作のUXは隠し条件の撃墜数に関する部分で
不満があったというか、馬鹿馬鹿しくなってしまってやってない。
必要な撃墜数が異常な上に、バグで表示がおかしくなるってだけで……。
不可能なレベルじゃなく、やる気があれば出来るあたりホントに隠しっぽいけども。
(というか、他にも微妙にバグが多かったのがかなり気が滅入った要因だったかな…)
でまぁ、今回はむしろ隠しを頑張って取ろうと思えたので、回収していった。
バグも無いっぽいし、全20種類の隠し要素を満たすと
最終回が分岐するんだから、やる気でるよね。
全48話中の(体感で)8割ほどのシナリオに隠しが存在するんだけど、
内容自体はほとんどが楽な内容なので、ホントにやる気次第なのが良い所。
(ただ、撃墜数の関係上、2周目以降推奨)
普通にクリアしても気持ちよく終われる内容だったけど、
隠し要素を全回収してからいけるEDは
通常プレイでいなかったキャラ達が幸せそうだったのが、かなり良かった。
ここらへんは本当にやってない人にはやってほしいポイント
「DLC」
2周目に入ってから、解禁という意味でプレイ。
内容は普通に面白かった。
ツメスパはクリアした後に、なるほどなぁ~ってなるし、
なんか偉くなった気になれるからいいよね。
(当たり前だけど、攻略本は見ずにやってます)
キャンペーンマップは話的にもゲーム的にも息抜きにちょうど良かった。
最後のマップのボスラッシュは第3次Zでも存在したけど、
やっぱり製作側がやりたがってる難易度はこれっぽいなぁ、と感じたり。
というか払ってるお金に見合うレベルで手に入るスキルパーツが強力。
DLC無しでも頑張れば入手可能なパーツ群なんだけど、
本編をクリアする度、毎周それらのパーツを簡単に入手できるのがDLC最大のポイント。
余裕があるならばDLCでこれらのスキルパーツを入手したほうが攻略が楽だし、
好きなキャラを思った以上に強力にできるのでオススメ
(予想を超えるレベルで無双が可能な状態へともっていける)
「その他」
やっぱり合体攻撃が強いのは数周しても変わらなかったあたり、そういうバランスっぽい。
最強とは違うんだけど、以下の2つの編成が序盤から使えて
隠し要素を満たさなくても使えるので、好き
ボチューン2機:お互いのENを補給装置で回復しあうので、
意外と合体攻撃を連発できる(あと、キーン可愛い)
ミシェル&クラン:バリアがあるミシェルと違い、クランが撃たれ弱い部分はあるんだけど、
遠距離による射程距離外からの攻撃ができるので問題無し
あと極端な話、スキルパーツを全て好きなキャラにつぎ込めば
どんなキャラ(試してないけどほんとにどんなキャラ)でも強くなってどうにかなる(はず)
「最後に」
今まで色んなスパロボをやってはきたんだけど、
(ゲームボーイの初代からやってはいる)
今回はじめて沸いた感情。
「このスーパーロボット大戦は、最高傑作だ…」
まぁ、自分が追い求める色んなものと今作が
噛み合っただけなのかもしれないけどね。
ただ、シナリオ、話数、プレイのしやすさ、難易度など、全てが理想的だった。
隠し要素とか、とにかく色んなもの。
正直Zシリーズの、特に第3次で失望に近い感情を抱いていた自分としては、
このスパロボBXとの出会いは良いものだったし、良い思い出になった気すらする。
Zシリーズで色んな作品の使いまわしを行い、
スパロボにおける版権の寿命(特にマクロスFとガンダムOO)を縮め、
スパロボシリーズ自体の寿命を縮めていく流れはホントにもう………。
でも今作はそういったマイナスな感情が沸く事なくプレイできただけでも奇跡的だった。
今後も、色んなスパロボ(3Dスパロボ含めてね)に期待してます。
ありがとうございました